松本でマツに別れを・・・
ちょっと因縁めいたものを感じてしまったこの数日。
松田直樹が倒れたその当日夜、実は長野市の実家に帰る事になっていた。
いつもなら圏央道~関越~上信越道のルートで帰るのだけれど、信大病院に入院しているとの報を受けて、今回は中央道で帰る事にした。
ずっとカーラジオで、新しい情報が入らないかチェックしつつ走る。しかし明るいニュースは聞こえてこない。
諏訪を過ぎ、岡谷を過ぎ、塩尻にかかる頃からいてもたってもいられなくなり、マリノス時代の直樹のチャントを延々と歌い続けた。
松本を過ぎ、豊科あたりまでず~っと。
頭の中には去年の最終節のあのシーンがエンドレスで蘇る。
そして昨日の訃報。
松本山雅のHPに、ホームスタジアムのアルウインに献花台が設けられるという情報が載ったので、今日東京に戻る途中立ち寄って、別れを告げてくる事にした。
15時過ぎに着いたんだけど、既にマツの写真の前の献花台には沢山の花が供えられていた。
僕も目を閉じ、マツに感謝と、ねぎらいと、何とも言えないやるせない気持ちを伝えて、お別れした。
そんなサポーターたちに挨拶している山雅の関係者の方がいらっしゃったので、”実はマリノスサポで、マツの事は新人時代から応援してきたんですよ”と言うと、”私はマリノスの下條(統括本部長)君と、高校時代一緒にサッカーしていたんですよ。彼はがんばって勉強して早稲田に進んで・・・”みたいな話を聞かせてくださった。
そして、”マツのおかげで下條君ともまたつながりが持てたし、マリノスには親戚のような気持ちも感じてます”とちょっと感動するお言葉も・・・
今後いい協力関係が築けるといいんじゃないかな。
”マリノス、今年いいんじゃないですか?”
”松本山雅も是非J2昇格してください”
とエールを交換して、アルウインを後にした。
アルウインは、松本空港近くの広大な公園の中にあり、付近には田んぼも広がるのどかな雰囲気。子供からおじちゃんおばちゃんまで、幅広い層のサポーターがいるというのが何となくわかる気がした。
たった8ヶ月のうちに、マツはすっかり愛される存在になっていたんだなあ。
マツ、安らかに眠ってください。目が覚めたら思いっきりサッカーしていいからね。
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