長野の実家で過ごす最後の夜？

昨日、またまた長野の実家に帰ってきた。

この2年近く、主がいなくなってもそのままにしていて、年に何回か帰った時に片付けやら手入れやらしてきたけど、水道もサビがひどく水の出も悪くなり、建物のここかしこに傷みが出てきた。固定資産税も払わないといけない。
僕も弟も、長野に移り住むという予定もなし。

ということで、この夏から地元の不動屋さんに頼んで建物付きで売りに出していたんだけど、築40年以上の平屋（周りはほとんど2階建て）なので、どうも売れる見込みなさそう。

で、弟とも相談して、家を解体し更地にして売却する事となった。今日午後、不動産屋でその手続きをするので、昨日から帰ってきたという訳。

まだ使えるものや、買い取ってもらえるもの（ピアノとか家電とか）もほぼ処分したので、残っているのは、両親が着ていた服や、普段使っていた道具等々・・・
僕にとって思い出のしみ込んだものばかり。見るたびに様々なシーンが思い出される。
一人で過ごすのにはあまりにも悲しい夜だった。

多分、今度来るのは重機が入ってうちを取り壊す時だろうと思うと、涙が出た。

思い出をしっかり溜め込んでいこう。